サジーは火傷などの皮膚の疾患に、高い治癒能力を発揮します
チェルノブイリ原発事故は1986年4月6日に起きた「世界で最悪の原子力事故」のことです。
当時のソビエト社会主義共和国連邦(現在のロシア)の構成国のウクライナにあったチェルノブイリ原子力発電所4号炉で爆発が起きました。
爆発の原因は緊急時の所内用電源を確保する実験だといわれています。
爆発とその後の火災により、14エクサベクレルの放射性物質が大気中に放出され、死者は4000人を超えるともいわれています。
負傷者にいたっては正確な数が把握ができないほどだったと言われています。
この事故ののちに決められた国際原子力事象評価尺度では深刻な事故を示すレベル7に分類されています。
私たちにとってサジーは「健康や美容のサポート食品」と言う認識ですから、サジーがそんな大きな事故に遭われた人の役に立ったというのは驚きです。
サジーはこの事故当時、被害者の火傷などの治療に使われたのです。
サジーは火傷の治療治療薬として使われた
事故直後から、チェルノブイリ原発事故の被害者の多くにサジーによる火傷の治療が施されました。
サジーが治療に採用されたのはサジー 大国、サジー研究の第一人者である旧ソ連での事故だったことも関係あるかもしれません。
当時サジーはまだ世界的に有名な薬効植物という認識はありませんでした。
サジーの研究を長年行って「サジーの実力を知っている」旧ソ連だったからこその採用だったのでしょう。
このことでサジーはその後、世界中にその名を知らしめることとなりました。
そのひとつがカナダ農業食糧省の記事です。
カナダ農業食料省データから見るサジーのパワー
赤い丸の部分にはこう書かれています。
サジーは 火傷、床ずれ、湿疹(アトピー等)と放射線障害など、様々な皮膚障害を治療するために軟膏としても取り入れられました。
1986年に起きたチェルノブイリ原発事故の犠牲者の多くがサジーを用いた治療を受けました。また、オイルは内服して胃と腸の病気にも取り入れられました。
サジーは火傷に対して有用性があるのでしょうか?
サジーに火傷を軽減する効果があることは、数々の研究者たちによって証明されています。
日本におけるサジー の研究、製品テストなどを行っている日本サジー協会のHPによると
2009年には、インド国防研究所は、サジー種子オイルを使った研究の結果、火傷に対する有用性と安全性が確認されたと発表しました。
サジーの種子オイルはとても貴重なものです。
1トンのサジー果実(約900万個)からたった60kgしか種子は取れません。
さらにそこから抽出される純度の高い種子オイルは3kgです。
ネズミの火傷を対象にしたこの研究で
- サジーの種子オイル
- 抗生物質
のどちらかを与えて火傷の修復具合を比較しました。
炎症を抑えるために私たちが通常「くすり」としてもらうのは抗生物質のほうでしょう。
ところが最終的には、抗生物質を与えたネズミよりも高い治癒力が確認されたのです。
サジー種子オイルを与えた方のネズミは、7日間の研究の結果
- タンパク質
- ヒドロキシプロリン
などが増加し火傷が収縮したとうことです。毒性試験においても特に異常は認められず、副作用がないことも示唆されました。
私たち人類が知恵を絞って作った薬、「抗生物質」よりも、サジーの自然のパワーの方が優れているなんてすごいですね。
日本では民間療法として
- アロエ
- よもぎの葉
などが、ケガや火傷に効くといわれてました。
世界にはその地方の「言い伝え」があり、きちんと研究がされていないだけで、それには実は科学的根拠があるものも少なくないのではないでしょうか?