サジーに含まれてるアミノ酸って、すっぱいの?
サジーに含まれる栄養素の中でも、特筆すべきは「アミノ酸」の含有量と種類だといいます。
なんとなく「美容ビタミンACEが全部含まれてる」という特徴の方に心惹かれますが、植物の中でもこれだけアミノ酸が含まれているものはあまりないのだそう。
そもそもアミノ酸ってなんだろう?
私たちがよく耳にするのは
- アミノ酸配合のスポーツ飲料
- アミノ酸シャンプー
とかですよね?
「酸」っていう名前だからすっぱいのかな?なんて思ってしまいますが、アミノ酸をざっくりいうと
「体の一番細かな部品」
なんです。
もっとよくわからないですよね。
私たちの体は「タンパク質」でできている
- 毛
- 肌
- 爪
- 内臓
- 脳
- 筋肉
私たちの体はたくさんの違った部品でできてます。
目と耳が違うように、
心臓と爪が違うように。
でも実は、細かく分解してみると、人間の身体の原料は頭の先からつま先まで「タンパク質」でできているのです。
一見違う髪の毛や爪、筋肉もタンパク質なのです。
私たちは「タンパク質人間」!
私たちにとって最も大切な栄養素は「タンパク質」だと言えるでしょう。
そしてタンパク質はアミノ酸によってつくられています。
アミノ酸は私たちの原材料なのです。
私たちの体のタンパク質はアミノ酸でできている
体にいいのは「高タンパク・低カロリー」とよく言います。
加工食品の裏を見てみると「栄養成分標示」が記されていて
- エネルギー
- タンパク質
- 脂質
- 炭水化物
- 食塩相当量
がわかります。多くのものがタンパク質よりも脂質や炭水化物の方が多く含まれています。
そのくらい、気を配っていかないと
- タンパク質は摂りづらい
- 脂質や炭水化物は摂りすぎる
のが私たちの食生活です。
食べた食品に含まれるタンパク質は
- 歯で噛み砕かれる
- 胃酸で消化されやすい形にかわる
- 胃や十二指腸で分解
- 小腸でアミノ酸になる
という流れで分解吸収されます。
吸収されたアミノ酸は、いったん肝臓に集められ、そこから全身に運ばれます。筋肉や神経伝達物質などにつくり変えられます。
つまり、食事として摂らないと「体の材料」が不足してしまうのです。
どのくらいのアミノ酸が必要なのでしょう?
結論から言ってしまうと「人によってその必要量は違う」と言われます。
私たち一人一人にはそれぞれ違った
- 代謝能力
- 年齢
- 性別
- 食事
- ストレス
- ライフスイタイル
- 運動量
などがあります。
一人の人間でも、若い時と年取ってからでは違います。
なので体が必要とする量はこれだ!とは言えないようです。
ただ、平常時よりは
- ストレスのたまった時
- スポーツ選手
- 妊婦さん
- 成長期の子ども
- 病後の回復時
- 飲酒時
- 喫煙時
などはアミノ酸の必要量が増えることがわかっています。
脂肪たまるけど、アミノ酸は貯められない??
アミノ酸を原料として作られているタンパク質は毎日変化しています。
食事で摂られた新しいアミノ酸が、毎日古いアミノ酸と入れ替わってからだを維持しているのです。
毎日質のいいアタンパク質を摂れば「体が生まれ変わる」ことが当たり前にできるのですが、不足すると「古い部品のまま」動く車のように、あちこちに不具合がおきてしまいます。
サジーにはアミノ酸が19種類も入っている
人間の体に必要なアミノ酸は20種類。
そのうちの19種類もサジーには含まれています。
- バリン
- イソロイシン
- ロイシン
- メチオニン
- リジン
- フェニルアラニン
- トリプトファン
- スレオニン
- ヒスチジン
- アルギニン
- チロシン
- アラニン
- グリシン
- プロリン
- グルタミン酸
- セリン
- アスパラギン酸
- シスチン
- ヒドロキシプロリン
しかも1〜9までのアミノ酸は「食事からでしか補給できない」ので必須アミノ酸といわれています。
ひとつの果物が、ここまで多くのアミノ酸を含んでいるのはなかなかないことらしいです。
サジーが「体にいい」といわれていたり、世界各国で民間療法として利用されているのにはこんな理由があったのです。