私たちを悩ますオイリー肌・乾燥肌の原因はなに?
カサカサの乾燥肌とベトベトオイリー肌。
一見、まったく逆のように見えてどちらも「肌の水分量・油分」のバランスが壊れていることが主な原因です。
水分量と油分をうまくコントロールするためには
- 水分をきちんと細胞にとどめておくこと
- きちんとしたターンオーバーサイクルをもつこと
が重要になってきます。
肌のターンオーバーについてはもう多くの方がご存知なように「肌が再生するサイクル」のこと。
標準的に約6週間のサイクルで肌は生まれ変わっています。
- 表皮の一番奥にある基底層から新しい皮膚細胞がつくられる「生成」
- 皮膚細胞が上へ上へと押し上げられて、肌の表面に出てくる「成長」
- 皮膚細胞が垢や古い角質として剥がれ落ちる「排出」
この繰り返しが肌のターンオーバーのしくみです。
肌を作るにはいつもあたらしい細胞の材料になる「タンパク質(アミノ酸)」の摂取が重要です。
サジーのオイルが保湿を推進し、オイリー肌に一定の効果がある?
Islamia大学である実験が行われました。
20歳から35歳までの「オイリー肌」の人を対象に「サジーオイル(シーバックソーンオイル)とオイリースキン」に関係があるかどうかを調べる実験です。
研究チームは皮脂産生にサジー(シーバックソーン)オイルが有効だと考えていたようです。
被験者は10人。
- サジーオイルの入ったトリートメントクリーム
- サジーオイルの入ってない普通のトリートメントクリーム
に2種類を、自分の顔の片側にクリームを塗りました。
もちろん中身は言わずに、です。
その結果、サジーオイルの入ったクリームを塗り続けた方の肌は保湿され、過剰な脂肌にも一定の効果があったということです。
オイリー肌からできる吹き出物は1日のテンションを下げてしまう
朝鏡をみて、ポツポツがあったり、肌の調子が悪いと一日中、テンション下がりっぱなし。
お化粧のノリも悪く、なんどなく残念な気になって外出も楽しめないことも。
肝心な時にできてしまう「にきび・吹き出物」
これらには「原因菌」というものがあり、それがストレスや食生活、生活習慣が悪くなると肌や毛穴で増殖してしまいます。
何を勘違いしたか健康な肌よりも3倍以上の皮脂を生成してしまうことが「オイリー肌」のしくみです。
「肌がべとついているのに保湿なんて逆効果じゃない」と考えてしまいますが。原因菌が増殖する要因のひとつが「お肌の乾燥」でもあります。
お肌を乾燥させないことが、べとつきをなくしてくれるのです。
なぜサジーのオイルが肌にいいのでは?と思ったのでしょうか
サジー オイルに含まれるα-リノレン酸は、オメガ3系脂肪酸という種類の油です。
これが肌の適切な油分・水分量のキープに役立つと考えられていました。
α-リノレン酸と言われても馴染みが薄いかもしれません。
スーパーの食用油のコーナーにいってみると見かける「リノール酸」とは違います。
α-リノレン酸は体内に入ると
- EPA(エイコサペンタエン酸)
- DHA(ドコサヘキサエン酸)
という栄養素に代わります。
これはよく耳にし、目にする栄養素ですね。
サジーにも体に良い魚の油EPA・DHAが含まれている?
青魚を食べると頭が良くなる、なんて聞いたことはありませんか。
有名な会社が健康食品として販売しているので「EPA・DHA」が一般的には青魚に多く含まれていると認識してる人も多いはず。
魚離れをしてしまった日本人にとっては、確実に足りない栄養素の一つです。
ただ、魚のPA・DHAは匂いがきついので、サプリメントでの補給が安心できます。
お刺身などをみるとわかるように魚の油、EPAとDHAは低い温度でも固まらずサラサラと浮いています。
生のお肉の油は、熱を通さない状態だと白く固まっています。
「EPA・DHA」などはオメガ3系脂肪酸というカテゴリーの油脂栄養素で、
脳や血管など様々なところに良い効果があることがわかっています。
生活習慣病の改善などに使用されることが多いようです。
オメガ3系脂肪酸のサジー オイルはコレステロールを下げて血液をサラサラに
サジーのオイルに含まれるα-リノレン酸には
- 悪玉コレステロールを減らす
- 善玉コレステロールの働きを高める
という作用があるといわれています。
悪玉コレステロールは血管の内部にへばりつき、血液の流れを悪くしてしまいます。
お肉の白い油が血管の内側に白く固まっている様子を想像してみると恐ろしいですよね。
魚の油のように、サラサラと血管内を流れる脂なら問題ありません。
サジーのオイルに含まれるα-リノレン酸には血液をサラサラにして血圧を下げる効果が期待できます。