サジーはジュースで売られているのがポピュラーだけど…
私たちがサジーを体験する機会は「サジージュース」が一般的です。
ほんとうは生の果実も食べてみたいけど、日本ではなかなか流通していないので難しい…。
サジージュースにもいろんな種類があります。
美味しく加工したものから、100%果汁のみというものまで、サジー がほとんど入っていない「おいしいジュース」もあります。
美味しくなければ、いくら健康に良くても続かないというのはあるでしょう。
でも、なぜ?こんなに「不思議な味」なんでしょう?
サジージュースを飲んだ人は
「今まで飲んだことがない味」
という人が多いです。
もちろんサジーは日本にはほとんど流通してないのでそう感じるかもしれません。
でも他にも「初めて食べる果物」ってあるはずですよね?
でも
「あ!これはリンゴよりも少し甘いな」など、過去に食べたことのある味の、新しいバリエーションだと認識できるものがほとんど。
サジーはなぜあんなに酸っぱいのでしょうか?
サジーの酸っぱさのもとは、からだに良い成分『リンゴ酸』です。
昔から「疲れた時は酢っぽいものがいい」と言われてます。
サジーは、有機酸と呼ばれる栄養素のグループのひとつリンゴ酸を豊富に含んでいるので酸味が強くなっています。
リンゴ酸は疲れた体によかたtり、鉄分の吸収を助けてくれたりと、かなり働き者の栄養素ですが、酸っぱい味が苦手な人にはちょっととっつきにくいかもしれません。
味も独特です。
鉄分を多く含んでいるので「鉄っぽい味がする」と感じる人もいるようです。
サジーはなんといっても「匂いがクサイ!」
サジーのジュースを飲む時の1番の強敵(!)は、「匂い」ではないでしょうか?
これこそ「嗅いだことのない匂い」!
勝手なイメージですが「アジア」の香り?がします。
それか、ジャングルに咲く、ものすごく生命力にあふれた果物。
つまり
「なんか、つよそう!」
という感じ。
昔、流行した「ノニジュース」もすごくクサイジュースでしたがそれにも負けない強烈な匂い。
酸っぱさや、味よりも受け付けない人が多いのではないでしょうか。
サジーのジュースは官能検査でどんな風に評価されたか?
官能検査というものがあります。
- 視覚
- 味覚
- 臭覚
- 感触
などの人間の「感覚」を用いて、食品の様々な特性を定義する検査です。
つまりその食品を「みたり、味わったり」した時に「どんな風に感じるか?」を一定の手法に基づいて評価・測定する検査のことです。
もちろん味や見た目に対する感想はひとそれぞれ違うのですが、何かの参考にはなるかもしれません。
サジージュース販売店が行ったサジージュースの官能検査では、20代~40代の男女各4人、計8人が試験官となり、グレープフルーツジュースと豊潤サジーを飲み比べました。
それぞれの味や香りの強さ等を比較したところサジージュースは
- 色
- 粘度
- 香りの強さ
により、好みが分かれる結果になったようです。
飲んでいるとクセになる!という人もいるので「味には慣れてくる」のかもしれません。
やっぱり全然だめだ!と思う人も一定数いるようです。
でも、誰からも好かれる味よりも、その栄養素の入り混じった独特の味は、ハマったら抜け出せないかもしれませんね。